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液晶パネル価格、9月がピーク=TRI


ニュース 電子 作成日:2010年6月21日_記事番号:T00023496

液晶パネル価格、9月がピーク=TRI

 
 シンクタンク、拓ボク産業研究所(ボクはつちへんに僕のつくり、TRI)の李秋緯アナリストによると、液晶パネルのオファー価格は今年、新学期シーズンと中国の国慶節(建国記念日)連休に向けての製品需要の高まりから9月にピークを迎え、10月以降は下落していくとの予測だ。19日付工商時報が報じた。

 第2四半期、パネル価格は小幅な下落が続いたものの下落幅は縮小傾向にある。第3四半期は7月に液晶モニター用パネルが、8月にノートパソコン用パネルが需要増を反映して価格が安定し、9月に液晶テレビ用パネル需要の拡大を受けて価格が今年のピークを迎える予想だ。

 下半期、大手メーカーの中でパネル供給量を最も伸ばすのは、第8.5世代の第2段階設備が量産に入る韓国LGディスプレイ(LGD)だ。奇美電子(チーメイ・イノルックス)による第6、第8.5世代ラインの新規稼働、中国・京東方科技集団の第6世代ラインでの増産開始などにより、パネル生産面積は第3四半期に6.3%、第4四半期は5.7%増加する。