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反ECFAデモ、李登輝元総統らに参加呼び掛け


ニュース 政治 作成日:2010年6月22日_記事番号:T00023503

反ECFAデモ、李登輝元総統らに参加呼び掛け

 
 海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)への反対を訴える、今月26日に台北市で行われる大規模デモで、主催の野党民進党は、李登輝元総統をはじめ、呂秀蓮氏、謝長廷氏、游錫コン(コンは方2つに土)氏ら「民進党の四天王」と呼ばれる有力者に参加を呼び掛ける方針だ。なお残る四天王の一人で、年末の台北市長選挙に立候補する蘇貞昌氏は、蔡英文主席とともにデモを指揮する予定だ。22日付自由時報が報じた。

 蔡其昌同党広報担当は、「馬英九総統は選挙期間中『台湾の未来は台湾人が決める』と誓ったにもかかわらず、ECFA締結を政府の独断で進めている」と批判。市民にデモに参加して不満を表明するよう呼び掛けた。

 今回のデモは、台湾鉄路(台鉄)万華駅出発組と東区・頂好商場(大安区忠孝東路四段)出発組の二手に分かれ、午後3時に集合、4時に出発し、総統府前の凱達格蘭大道(ケタガラン大道)を目指す。

 台湾団結聯盟(台聯)やその他本土派団体も動員を予定しており、台湾全土から約10万人以上が参加すると見込んでいる。