ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

5月の輸出受注額、過去3番目の高水準【図】


ニュース その他分野 作成日:2010年6月22日_記事番号:T00023504

5月の輸出受注額、過去3番目の高水準【図】

 
 経済部統計処の20日発表によると、5月の輸出受注額は月次ベースで過去3番目となる337億3,000万米ドル(前年同月比34.03%増)に達した。品目別では液晶パネルを含む精密機器が過去最高の33億7,000万米ドル(同46.61%増)を記録した。黄吉実統計長は「企業の予測から見ると6月も安定成長が見込める」と指摘した。22日付聯合報が伝えた。
T000235041

 
 地域別では、最大の輸出先である中国(香港を含む)向け受注が95億1,000万 米ドル(同34.34%増)と3カ月連続の90億米ドル超えを記録。ただ、5月は過去最高だった前月の98億2,000万米ドルを超えて100億米ドルに達すると予測されていたが、実現しなかった。中国で銀行による自動車ローン引き締め実施が、自動車販売台数の伸び悩みにつながり、プラスチック製品などの受注が打撃を受けたものと黄統計長は分析した。

 なお、米国や日本、東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国向けはすべて金融危機前の水準に回復した。ただ信用不安などの問題を抱える欧州向けは41億4,000万米ドルと、金融危機前のピーク66億4,000万米ドルとは依然として開きがみられた。