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レッドチップ株、今年下半期にも台湾初上場へ


ニュース 金融 作成日:2010年6月22日_記事番号:T00023507

レッドチップ株、今年下半期にも台湾初上場へ

 
 台湾証券交易所の薛琦董事長は21日、今年下半期にもレッドチップ企業(香港などに登記されている中国企業)が初めて台湾で株式上場を果たすとの見通しを明らかにした。22日付経済日報が伝えた。

 薛董事長は中国福建省福州市で「海峡両岸金融合作発展研討会」に出席した際、香港の中国系通信社、香港中国通訊社の取材に応じ、「レッドチップ銘柄の台湾における第二上場は、手続きが6週間で完了するなど容易だ」と述べ、中国企業にラブコールを送った。

 台湾の行政院金融監督管理委員会(金管会)は今年2月、レッドチップ銘柄による台湾預託証券(TDR)発行を解禁。これを受け、金属部品メーカーの天工国際(TG)が台湾預託証券の発行を検討していることが分かっている。

 一方、香港に上場するH株(中国本土登記の中国企業)の台湾上場に関して、薛董事長は「市場開放は急ぎ過ぎてももいけないことがある。時が来れば、第2段階の措置を取る」と述べた。