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国民党内紛、王金平氏擁立説くすぶる


ニュース 政治 作成日:2007年8月29日_記事番号:T00002351

国民党内紛、王金平氏擁立説くすぶる

 
 国民党内部で、総統候補の馬英九前台北市長に対抗し、南部の支持者が本土派の王金平立法院長を無所属候補として担ぎ出す動きが報じられ、党内に波紋を広げている。同党の呉敦義秘書長は28日、「報道については、いきさつを理解していない」とした上で、王金平氏の総統選出馬を求める署名運動説や呉秘書長や廖風徳副秘書長の更迭を求める意見を「少数派の意見だ」と切り捨てた。

 一部報道によれば、南部の国民党支持者は11月にも25万人を目標に王金平氏の総統選出馬を求める署名活動を行うと伝えられている。王金平氏が国民党を割って出て出馬する事態となれば、馬英九氏が選挙戦で不利な状況に立たされるのは必至で、内紛を乗り切れるかが、国民党が直面する最大の課題として浮上した。