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ViVa電視購物台、中国に進出方針


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年6月22日_記事番号:T00023510

ViVa電視購物台、中国に進出方針

 
 三井物産が出資するテレビショッピング放送業者、ViVa電視購物台の菅野秀一董事長は21日、中国のテレビ局と合弁会社を設立し、保健食品、美容関連の取引先と共同で、中国の大都市のテレビショッピング市場に参入する方針を明らかにした。段階的に地方都市にも市場を拡大したい構えだ。22日付工商時報が伝えた。

 三井物産は昨年3月に同局を買収した。菅野董事長は「三井物産は台湾をアジア太平洋地区のテレビショッピング市場進出の足掛かりとして選んだ。対中投資は三井グループ主導で進める。中国は外資が独資でテレビショッピング事業を行うことを認めていないため、合弁方式で現地のテレビショッピング局を買収することになる」と説明した。

 台湾のテレビショッピング業界では、富邦媒体科技が韓国企業と提携し、今年下半期にも中国のテレビショッピング市場に進出を計画しているほか、東森得易購に出資するシンガポールの投資ファンド、トランスパック・キャピタルは、中国の中央電視台(CCTV)傘下の中視購物、湖南広電集団との提携を決めている。今後は台湾のテレビショッピング業者による中国進出が相次ぐ見通しだ。