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右足負傷で誤って左足手術、林口長庚医院でミス


ニュース 社会 作成日:2010年6月23日_記事番号:T00023533

右足負傷で誤って左足手術、林口長庚医院でミス

 
 林口長庚紀念医院(桃園県亀山郷)で21日、バスケットボールの試合中に右くるぶしを負傷した男性の手術を執刀した医師が誤って左くるぶしを手術する医療ミスがあった。病院側は過失を認め、担当医師を執刀医から外した。23日付蘋果日報が伝えた。

 手術を担当したのは外科界で「名医」として知られる張宗訓医師。手術ミスの原因は、関連書類に負傷部位が「左足」と誤って記載されていたことに加え、担当医師が手術前に負傷部位を確認しなかったことだった。人為的ミスが重なり、患者は負傷していない左くるぶしにメスを入れられ、ミスが発覚した後、右くるぶしの手術も受ける羽目に。

 病院側によると、担当医は患者とその家族に謝罪したという。張医師は同院の医師資格委員会で処分を受ける見通しだ。

 患者は手術前に病室を訪れた実習医師に「手術するのは左足ですね」と問われたのに驚き、「左足ではなく右足だ」と書類ミスを指摘していた。それでも手術ミスが起きたことになり、病院側のずさんな管理体制が問われそうだ