ニュース 電子 作成日:2010年6月23日_記事番号:T00023554
昨年末に全懋精密科技(PPT)を合併してプリント基板(PCB)世界最大手グループに成長した欣興電子(ユニマイクロン)の曽子章董事長は22日、「適当な時期に同業他社を新たに買収する可能性がある」と発言した。また台湾2位、健鼎科技(トリポッド・テクノロジー)の王景春董事長も同日、「良い買収対象を模索している」と語った。景気回復に伴い同業界ではM&A(合併・買収)が今後も続きそうだ。23日付経済日報が報じた。
金融危機の影響を受け、PCB業界では大手の勢力がより強くなる趨勢(すうせい)の中、今年に入りトリポッドが弘捷電路(ビクトリー・サーキット)の台湾工場を、金像電子(ゴールド・サーキット・エレクトロニクス)が中国江蘇省蘇州市・常熟工場を買収し、瀚宇博徳(ハンスターボード)が精成科技(グローバル・ブランズ・マニュファクチャー)の経営権を獲得するなど、合併や買収が続いている。特にユニマイクロンは積極的で、相次ぐ買収で経営規模を拡張し、世界シェア拡大と製品の多様化を急速に進めている。
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