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レックスチップ、9月に45ナノ量産開始


ニュース 電子 作成日:2010年6月23日_記事番号:T00023559

レックスチップ、9月に45ナノ量産開始

 
 エルピーダメモリ傘下のDRAMメーカー、瑞晶電子(レックスチップ・エレクトロニクス)の陳正坤総経理は22日、今月から45ナノメートル製造プロセスによる2ギガビット(Gb)DRAMの試験生産に着手、9月から量産に入ると表明した。2011年第1四半期には全製品を45ナノに移行する計画だ。23日付蘋果日報が伝えた。

 現在進めている63ナノへの転換作業は7月に完了、量産を開始する。これにより生産コストが2~3割低下する上、45ナノへの転換後には半減し、1Gb製品が1個1.5米ドルの水準に下落しても一定の利益計上が見込めるとみている。

 なお、同社は同日董事会の改選を行い、役員構成をエルピーダから4人、力晶科技(パワーチップ・テクノロジー)から3人、その他3人とした。謝再居董事長の出身母体が従来のパワーチップからエルピーダに変更された。また、今年1月末に同社董事長を退いた黄崇仁氏が董事会からも退出した。