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5月の小売業売上高、同月過去最高に【図】


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年6月24日_記事番号:T00023568

5月の小売業売上高、同月過去最高に【図】

 
 経済部統計処が23日発表した5月の卸売・小売・飲食業界全体の売上高は、前月比0.31%増、前年同月比14.44%増の1兆1,225億台湾元(約3兆1,400億円)で、過去3番目に高い数値となった。このうち小売業売上高は前月比1.59%増、前年同月比6.9%増の2,857億5,400万元となり、5月としては過去最高となった。飲食業も前月比10.86%増、前年同月比6.61%増の303億7,400万元で過去3番目に高い数値となり、個人消費の回復が示された。24日付工商時報が伝えた。
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 小売業の産業別では、自動車・二輪車および部品販売業が同30.76%増の368億元で最大の伸びを記録した。同産業の売上高を引いた場合、小売業全体の成長率は4.09%にとどまる。このほか成長率が高かった産業は、建設業(9.22%)、文具・教育用品販売(8.89%)などだった。

 百貨店やコンビニエンスストアなどの総合商品小売業の売上高は前年同月比4.49%増の742億元で、このうち、その他総合商品小売業が同6.2%増と成長率が最も高かった。百貨店業は5.77%増でこれに次ぐ成長率だったものの前月比で0.02%下落した。黄吉実経済部統計長は原因について、4月の「母親節」(母の日)セールの反動と分析している。