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中国鋼鉄、董事長に鄒若斉氏が就任へ


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2010年6月24日_記事番号:T00023576

中国鋼鉄、董事長に鄒若斉氏が就任へ

 
 中国鋼鉄(CSC)の張家祝董事長は23日、株主総会後に突然辞意を表明した。これを受け、同社董事会は鄒若斉総経理を後任の董事長に推すことを決めた。24日付経済日報が伝えた。

 張家祝氏は交通インフラ分野の学者出身で、2008年に中鋼董事長に就任した。張氏は辞任理由について、従業員向けのメッセージで、「以前から株主総会後にバトンを渡すと決めていた」と明かした。新董事長に内定した鄒氏は「従来の経営陣が中鋼をしっかり経営していくことを望んでいる」とする張氏の談話を明らかにした。

 鄒氏は同社の業務担当の副総経理を務めていた2002年に経営理念が合わないとの理由で退職したが、今年2月に張氏に迎えられる形で総経理ポストに復帰していた。鄒氏は後任の総経理に中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)の欧朝華董事長を推薦した。欧氏は以前、中鋼で生産担当の副総経理を務めていた。今回のトップ交代により、中鋼生え抜きの経営陣が影響力を強めることになりそうだ。