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自動車のECFA盛り込み、裕隆集団執行長が要請


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年6月24日_記事番号:T00023577

自動車のECFA盛り込み、裕隆集団執行長が要請

 
 自動車大手、裕隆集団の厳凱泰執行長(CEO)は23日、台湾と中国双方の政府に対し、自動車を海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)の第2次アーリーハーベスト(関税の早期引き下げ)の対象に盛り込むよう提案したことを明らかにした。24日付経済日報が報じた。

 来週にも調印が見込まれるECFAのアーリーハーベストには、自動車部品は盛り込むことで合意がなされたものの、完成車は除外され業界の不満が伝えられている。

 厳執行長はまた、台湾経済部に対し、台湾製自動車を中国に輸出する場合、台湾および中国メーカーからの部品調達率を付加価値換算で70%以上とすることを義務付けるよう提案したことも明かした。

 厳執行長はこのほか、経営コンサルタントの大前研一氏による「ECFAは台湾経済のビタミン」という発言に賛意を示し、「企業規模の拡大のためにしっかり利用したい」と語った。