ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中国・長城電脳がTPVと調達契約、3年4.7億ドル規模【表】


ニュース 家電 作成日:2010年6月24日_記事番号:T00023580

中国・長城電脳がTPVと調達契約、3年4.7億ドル規模【表】

 
 パソコンなど電子機器を手掛ける中国のメーカー、長城電脳(グレートウォール)は23日、台湾系液晶ディスプレイ大手、冠捷科技(TPVテクノロジー)と、2012年までの3年間に4億7,300万米ドル分の製品を調達する契約を結ぶと発表した。同社は昨年よりTPVの最大株主となっており、今回の調達契約でディスプレイと末端製品事業の統合を図り、自社製品の競争力向上を図りたい考えだ。24日付工商時報が伝えた。
 
T000235801

 
 長城電脳による1年ごとの調達予定額は▽10年、5,600万米ドル以内▽11年、1億7,000万米ドル以内▽12年、2億4,700万米ドル以内――で、液晶モニターを中心に調達する。

 モニター受託メーカーとして世界最大手(シェア30%)のTPVは昨年、金融危機の影響で大幅な業績悪化に見舞われたが、中国モニター市場でのシェアは14.5%で首位となり、中国市場が同社売上高に占める割合も25.6%から33.2%に拡大した。