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512コア搭載クラウドサーバー、クアンタと米ティレラが発表


ニュース 電子 作成日:2010年6月24日_記事番号:T00023583

512コア搭載クラウドサーバー、クアンタと米ティレラが発表

 
 ノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が1,000万米ドル出資する米IC設計のティレラ(Tilera)はこのほど、512コアプロセッサ搭載のクラウドコンピューティング用2Uサーバー「S2Q(コードネーム)」をクアンタと共同で開発したと発表した。高い演算能力を実現すると同時に、従来のサーバーと比べても省エネルギーかつ省スペースなのが特徴だ。9月から少量出荷を開始し、第4四半期に量産に入る計画だ。24日付電子時報が報じた。

 林百里クアンタ董事長は、今年100万台以上を目標とするクラウド用サーバー出荷は、ティレラとの提携による製品が大部分を占めると語った。

 ティレラによると、「S2Q」には同社が開発した64コアプロセッサ「TILEPro64」が8個搭載されている。その演算能力は、インテルのデュアルコアプロセッサ「Xeon5000」搭載サーバー8台分に相当するにもかかわらず、価格は「S2Q」の方が安い。また、クアンタが開発したファンと電源を使用しており、従来のサーバーより消費電力量が少なく、場所を取らないという。