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奇美電のLEDパネル出荷急増へ、封止の啓耀光電に恩恵


ニュース 電子 作成日:2010年6月24日_記事番号:T00023586

奇美電のLEDパネル出荷急増へ、封止の啓耀光電に恩恵

 
 奇美電子(チーメイ・イノルックス)の発光ダイオード(LED)バックライト搭載液晶テレビ向けパネル出荷が、第3四半期から大きく増加する見通しの中、奇美集団でLEDパッケージング(封止)を担い、顧客別売上高比率の90%を奇美電が占める啓耀光電(GIOオプトエレクトロニクス)に、業績の大幅成長が見込まれている。同グループの液晶テレビ・モニターブランド「CHIMEI(チーメイ)」は6月末以降、LEDテレビ5機種(Zシリーズ42・46型、Lシリーズ24・32・37型)を投入する予定だ。24日付電子時報が報じた。

 啓耀光電は第3四半期、単月の売上高が4億台湾元(約11億円)へと、現在の3億元から拡大する見通しだ。また、SMT(表面実装技術)ラインを現在の4本から、年内に24本まで増やす計画だ。封止の生産能力も、現在の4,000万個が顧客の需要を満たせる限界のため、年末までに同9,000万個へと大幅に引き上げたい考えだ。ただ、SMTと封止の設備は市場で供給不足となっており、導入に向け設備メーカーと商談中だ。