ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

農水産品18品目、ECFA対象に


ニュース 農林水産 作成日:2010年6月25日_記事番号:T00023593

農水産品18品目、ECFA対象に

 
 中台の海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)のアーリーハーベスト(関税の早期引き下げ)対象品目に茶葉など農水産品18品目が含まれた。行政院農業委員会は18品目の対中輸出額が昨年実績の1,608万米ドルから7倍に1億1,000万米ドルに伸びると試算している。25日付中国時報が伝えた。

 対象に含まれたのは、茶葉(緑茶、紅茶、ウーロン茶など6種)、オンシジューム(文心蘭)、ハタ(石斑魚)など。

 台湾区製茶同業公会の許正清理事長は「『球形清香烏龍』『東方美人』など中国で最も人気がある台湾茶は、これまで金門・馬祖経由ルートで中国に持ち込まれ、高値で取引されている」と述べ、中国市場での発展の可能性に期待を寄せた。

 一方、オンシジュームはほぼ全量が日本に輸出されているが、生産者団体の中華文心蘭産銷発展協会の曽明晋秘書長は「生産シーズンと需要期にずれがあり、供給過剰リスクを分散する必要がある」と述べ、中国を第2の輸出先として位置付けていく方針を示した。