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台湾のスマートフォン普及率、25%に上昇


ニュース 電子 作成日:2010年6月25日_記事番号:T00023605

台湾のスマートフォン普及率、25%に上昇

 
 IT(情報技術)機器販売大手、聯強国際(シネックス・テクノロジー・インターナショナル)の張永鴻・通訊事業部総経理はこのほど、台湾の携帯電話ユーザーに占めるスマートフォン普及率が5月時点で25%に達したことを明らかにした。普及率は世界平均の15~18%を大きく上回り、業界では既に安定成長期に入ったのではないかとの観測も出始めている。25日付工商時報などが伝えた。
 
 張総経理によると、スマートフォン普及率は2009年に15%に達し、今年は年初の19%から一気に普及率が急上昇した。背景には携帯電話キャリア大手3社が今年上半期にスマートフォンを10機種以上投入したことがある。

 ただ、台湾大哥大(タイワン・モバイル)の頼弦五営運長(COO)は「第3四半期に発売されるスマートフォンの数は第2四半期を下回る」と指摘。張総経理も「台湾のスマートフォン普及率はしばらく現在の水準を維持することになる。再び大幅に上昇することはないのではないか」と予測した。