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LED封止のユニティ、ソニー・シャープから大型受注


ニュース 電子 作成日:2010年6月25日_記事番号:T00023609

LED封止のユニティ、ソニー・シャープから大型受注

 
 発光ダイオード(LED)パッケージング(封止)の東貝光電科技(ユニティ・オプト・テクノロジー)はこのほど、ソニーとシャープから大型受注を獲得した。第4四半期から月間1,000万個のペースで出荷を開始、来年第2四半期には同4,000万個まで拡大する見込みだ。25日付経済日報が伝えた。

 LEDバックライト搭載液晶テレビは、サムスン電子やLGエレクトロニクスが台湾系LED関連企業と提携して低価格の製品を発売しており、日系ブランドにはコスト競争力の面で大きなプレッシャーとなっていた。呉慶輝・ユニティ董事長は「これまで日系企業はLEDライトバーを自製してきたが、日本のLED封止業者に生産能力増強の動きはなく、コストの面で韓国系と競争が難しくなったため提携を求めてきた」と説明した。

 ユニティはバックライト向け封止の世界シェアで既に10%を超え、6月の売上高は過去最高を更新、第2四半期通期でも前期比70%増と高い成長が見込まれる。第3四半期も単月10億台湾元(約28億円)突破が予想され、LED業界で最も成長率の高い企業の一つに数えられる。通年売上高は今年80億元、来年120億元を目指す。