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エイサーのCULVノート、ゲートウェイに移行か


ニュース 電子 作成日:2010年6月25日_記事番号:T00023610

エイサーのCULVノート、ゲートウェイに移行か

 
 昨年、宏碁(エイサー)が大々的に売り出した、インテルのコンシューマー向け超低電圧(CULV)プラットフォームを搭載した超薄型ノートパソコン「Timeline」シリーズは、性能の物足りなさから期待したほど販売台数が伸びていないため、今後は同シリーズはより性能の高い新プラットフォーム「カルペラ(Calpella)」搭載の11.6インチ「Timeline X」のみに縮小するとの観測が出ている。その上でその他CULV搭載機種は、すべて同社傘下のゲートウェイ・ブランドからの販売に移行する見通しだ。25日付電子時報が報じた。
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現在「Timeline X」シリーズは13.3、14、15.6インチ製品が販売されている(エイサー提供)
 
 エイサーは当初、「Timeline」シリーズが同社ノートPC出荷全体の30~40%を占めると期待し、11~15型まで多くの機種を発売したが、実際には10%前後にとどまっている。

 今年に入り、薄型軽量という外観は変えず、一般規格の中央処理装置(CPU)を搭載した「Timeline X」を発売し、市場からまずまずの反応を受けている。しかし従来のCULVプラットフォーム搭載機種は、今後も生産は続けるものの、販売は「高級感、美的センス」を強調するゲートウェイからのみとなり「ニッチ製品」扱いとなる見通しだ。