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作成日：2010年6月25日_記事番号：T00023613
タッチ制御ＩＣ・照度センサー、アップル効果で受注増加
スマートフォン「iPhone」やタブレット型パソコン「ｉＰａｄ」といったアップルの新製品に採用されたことでタッチパネル用コントローラーＩＣや照度センサー（ＡＬＳ）が注目を浴び、同事業を手掛ける義隆電子（ＥＬＡＮ、タッチ制御ＩＣ）や凌耀科技（CAPELLA、照度センサー）はアップル以外の顧客からの問い合わせが相次ぎ、黙っていても受注が決まる売り手市場となっている。25日付電子時報が報じた。
ＥＬＡＮのタッチ制御ＩＣは、スマートフォン大手、宏達国際電子（ＨＴＣ）から受注を獲得したのみならず、既にノートパソコン、全地球測位システム（ＧＰＳ）、デジタルカメラ、タブレットＰＣ、ゲーム機など向けに大量に出荷している。同社の４～５月売上高はいずれも過去最高を更新。６月もさらにこれを上回る勢いだ。
一方、凌耀科技もＨＴＣ、サムスン電子、ＬＧエレクトロニクス、デルなどを顧客として獲得し、応用先も多様化している。同社売上高は2008年以降、40％以上の成長率を維持している。
