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百貨店、北部は景気回復


ニュース 商業・サービス 作成日:2007年8月29日_記事番号:T00002362

百貨店、北部は景気回復

 
 百貨店業界は上半期マイナス業績が続いたが、北部では徐々に回復に向かっており、下半期は昨年同期比でプラス成長が期待できそうだ。

 新光三越百貨は、1~7月は2.6%のマイナスだったものの、8月は昨年同月比で5%の成長が期待できるとしている。秋の創業祭シーズンの販売増により、通年で600億台湾元(約2,100億円)の売上目標達成は可能で、昨年同期比で2%成長できるとみている。

 太平洋そごうは1~7月は、昨年同期比で17%の成長だった。昨年末にオープンした復興館の数字を除くと全体で5%のマイナスとなるが、今年上半期は不動産や株式市場が好調だったことから、下半期はこれが消費に反映して成長が期待できるとみている。

 業者の指摘によると、北部では消費者が物価高にも慣れ、百貨店に客が戻ってきている。しかし南部では消費力は落ち込んだままで、短期間での回復は困難なもようだ。29日付工商時報が報じた。
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