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復興航空、韓国務安空港を中継拠点に


ニュース 運輸 作成日:2007年8月29日_記事番号:T00002363

復興航空、韓国務安空港を中継拠点に

 
 復興航空(トランスアジア・エアウェイズ)は、韓国全羅南道に近く開港する務安国際空港を中国路線の中継拠点として位置付ける方針で、中国の航空各社に同空港への接続便乗り入れを求め、交渉を進めている。29日付経済日報が伝えた。

 復興航空は中韓間の接続路線に参入を求めるため、中国東方航空、中国南方航空、中国国際航空、海南航空と交渉を進めているほか、山東航空との交渉は来年初めにも何らかの結論が出る見通しという。

 同社は現在、マカオ路線で上海航空、深?航空、アモイ航空と提携し、中台接続路線を運行しているが、今後は長江以北に向かう路線に関しては、務安経由とする戦略を立てている。飛行時間はマカオ経由に比べ1時間節約できる。

 一方、遠東航空(ファーイースタン・エア・トランスポート)はすでに、中国東方航空と提携し、済州島を中台路線の乗り継ぎ拠点として位置付けている。済州線の便数は1日7便に達しており、国際線営業収入の60%を占めている。

 両社はいずれも台湾高速鉄道の開業で域内線需要が低迷しており、中台間の中継路線に活路を求めている形だ。