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新光繊維の増産計画、2年100億元に規模拡大


ニュース その他製造 作成日:2010年6月28日_記事番号:T00023633

新光繊維の増産計画、2年100億元に規模拡大

  
 化学繊維メーカー、新光合成繊維(新繊)の呉東昇董事長は25日、今年と来年の2年間で化繊、工業用プラスチック、光電の3大事業における生産能力増強に60億台湾元を投じるとしていた計画を、同100億元(約280億円)規模に拡大すると発言した。証券会社は、同社3大事業の売上高は今年300億元に達し、来年はさら大きく成長する可能性があるとしている。26日付工商時報が伝えた。

 新光繊維の計画によると、ポリエステル・フィルムの生産ライン2本を新たに設立した新科光電材料に移設した上で、さらに20億元を投じ工場を拡張、来年に操業開始させる。また光電事業では、偏光板材料となるTACフィルムの達輝光電(TACブライト)で、年産能力を3,000平方メートルから6,000平方メートル以上に倍増させる予定だ。

 工業用プラスチック事業では、PETチップの生産能力を来年1月ごろまでに日産600トンに、PETシートを9月までに日産350トンへと引き上げる。PETボトルは6月末までに同2,000万本から3,100万本へと拡充すべく、設備の追加導入に8,000万元を充てる。