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今年の自動車市場規模、各社が予測を上方修正


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年6月28日_記事番号:T00023635

今年の自動車市場規模、各社が予測を上方修正

 
 景気好転を受け、自動車各社が今年の台湾市場全体の販売台数予測を上方修正している。26日付工商時報が報じた。

 台湾マツダは他社に先駆け、5月に今年の市場規模予測を当初の26万台から29万台に上方修正。同社の販売予測も1万3,000台から1万5,000台に引き上げた。台湾ホンダも市場規模予測を25万台から27万台に、フォード車の生産・販売を行う福特六和汽車も昨年の29万4,000台と同水準に引き上げた。

 また裕隆汽車も、今年の市場規模を当初予測の26万台から28万~29万台に修正したが、グループの生産目標は、日産車3万台、LUXGEN(納智捷)1万台以上、tobe(酷比)3,000台以上で変更しなかった。同系列で三菱車を生産販売する中華汽車工業は、市場規模予測を24万台から27万台に引き上げ、シェア16%に挑戦するとしている。

 一方、トヨタの総代理でシェアトップの和泰汽車は、市場規模は27万台に上昇修正したものの、今年のシェア予測についてはリコール(回収・無償修理)問題の影響で40%から35%に下方修正している。