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ネット接続ローミング、使い放題プラン導入


ニュース 電子 作成日:2010年6月28日_記事番号:T00023637

ネット接続ローミング、使い放題プラン導入

 
 携帯電話キャリア各社は、携帯電話のローミング機能を使い、海外でインターネットに接続するユーザーを対象に使い放題プランを相次いで導入している。これまでは、海外で長時間インターネットを利用した後、高額請求が舞い込むケースに苦情も多く、そうした声に配慮した形だ。

 28日付中国時報によると、各社の使い放題プランは、中国、香港、マカオ、日本、東南アジアなどが対象となっている。

 このうち、台湾大哥大(タイワン・モバイル)は8カ国・地域を対象に1日当たり399台湾元(約1,100円)の使い放題プランを設けている。5日連続で利用すれば10%割引になるため、1日平均360元で利用できる。

 中華電信は、基本料金(パケット通信量40メガバイトまで)を1日当たり199元とし、超過分を上限399元の従量制とするプランを導入した。

 ただ、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコム)の課金体系は従量制が基本だ。対象9カ国・地域でパケット通信量が5メガバイトまでなら100元と割安だが、それを超えると従量制となり、上限は2,000元に設定されている。このため、同社のプランはヘビーユーザーには不利と言える。