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ユニマイクロン、昆山工場を拡充へ


ニュース 電子 作成日:2010年6月28日_記事番号:T00023641

ユニマイクロン、昆山工場を拡充へ

 
 プリント基板(PCB)大手、欣興電子(ユニマイクロン・テクノロジー)は、設備投資額13億台湾元(約36億2,000万円)で中国・江蘇省昆山のプリント基板工場を拡充する。工場棟を増設し、自動車用PBCの生産能力増強を図るとともに、リジットフレキシブル基板の生産も計画している。28日付経済日報が伝えた。

 リジットフレキシブル基板は、硬材質のリジット基板と薄くて柔軟性の高いフレキシブル基板(FPC)を一体化したもの。複雑な構造の電子機器にも効率良く基板を組み込むことができるため、携帯電話用に需要が高まっている。同社は第3四半期、リジットフレキシブル基板の既存生産ラインはフル稼働になり、単月売上高は2億5,000万元に達すると予測している。

 同社は今年、中台の生産拠点で50億~70億元の設備投資を計画、うち台湾に50億元、中国に20億~25億元を充てる。曽子章同社董事長は、自動車向けPCBは今後3年間で年平均8%、通信機器向けは3~6%成長するとの見通しを示している。