ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

LEDチップの鼎元光電、エピタキシャルウエハーに進出


ニュース 電子 作成日:2010年6月28日_記事番号:T00023642

LEDチップの鼎元光電、エピタキシャルウエハーに進出

 
 発光ダイオード(LED)チップメーカー、鼎元光電科技(TYNTEK)は25日、10億台湾元(約28億円)を投じ、エピタキシャルウエハーの「鼎承光電」を新たに設立すると決定した。鼎元は同投資により、台湾で最も製品ラインナップの充実したLEDメーカーに成長できるとしている。26日付経済日報が伝えた。

 鼎承光電は台中に工場を設置し、8月以降に有機金属気相エピタキシー(MOCVD)装置7台を導入する。試験稼動の後、来年以降に同装置を30台まで拡充する可能性もあるとしている。

 鼎元光電は昨年、力晶半導体(PSC)集団傘下のエピタキシャルウエハーメーカー、晶発光電との合併に向け交渉を進めていた。しかし、株式交換の比率をめぐって折り合いがつかなかったため白紙化し、自社による川上子会社の設立を決定した。