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台プラ、LEDの一貫生産体制確立へ【表】


ニュース 電子 作成日:2010年6月28日_記事番号:T00023645

台プラ、LEDの一貫生産体制確立へ【表】

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)はこのほど、傘下の福懋興業(フォルモサ・タフタ)を通じ、発光ダイオード(LED)後工程のパッケージング・テスティング(封止・検査)への投資を拡大することを決めた。台塑集団は傘下の南亜光電を通じ、グループを挙げてLED事業を強化しており、今回の動きはグループ内でLEDの一貫生産体制を確立するのが狙いだ。28日付経済日報が伝えた。
 
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 福懋興業は今年の設備投資規模を当初予定の約30億台湾元から40億~50億元(約111億~140億円)に増額し、その相当部分をLEDのパッケージング・テスティング事業への投資に充てる方針だ。

 張憲正同社総経理は「関連設備は7~8月には稼働が見込まれており、南亜光電のLED事業を支えていきたい」と述べた。

 南亜光電は最近、LED川上メーカーの晶元光電(エピスター)と提携したほか、LED向けエピタキシャルウエハーを生産する嘉晶電子(プレシジョン・シリコン)にも出資。さらに、裕隆集団と合弁でLED照明メーカーの趨勢照明(トレンド・ライティング)を設立している。