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遠雄建設とシーメンス、グリーン建築で提携


ニュース 建設 作成日:2010年6月29日_記事番号:T00023656

遠雄建設とシーメンス、グリーン建築で提携

 
 不動産開発最大手、遠雄企業集団(ファーグローリー)と独シーメンスは28日、環境への負荷が少ないグリーン建築システムを、住宅や商用不動産などの物件開発に応用していくことで覚書を締結した。29日付経済日報が伝えた。

 遠雄集団の趙藤雄董事長によると、両社は建築における自動制御システム、安全、消防などの項目で提携を進め、台北市の信義計画区A1区画で遠雄が開発するビルや、汐止のオフィスビルなどでの応用を計画している。汐止ではクラウドコンピューティングなどの技術も活用する方針だ。

 趙董事長は、世界のエネルギー消費の4割、および二酸化炭素排出の2割は建築物によるもので、グリーン建築の推進は必須との考えを示した。

 シーメンス・アジア太平洋地区商業発展部のディルク・ヴェストファーレン総監は、中台の海峡両岸経済協力枠組み協議(ECFA)締結後を好感し、将来的に台湾での事業をさらに増強すると語った。