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台北資訊園区、鴻海集団とBOT契約


ニュース 建設 作成日:2010年6月29日_記事番号:T00023659

台北資訊園区、鴻海集団とBOT契約

 
 台北市政府は28日、「台北の秋葉原」を目指し、同市中心部の市民大道三段にBOT(建設・運営・譲渡)方式で建設する「台北資訊園区」の事業権を鴻海科技集団(フォックスコン)陣営に付与する契約を結んだ。29日付蘋果日報などが伝えた。
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三創数位の張瑞麟董事長は「台北資訊園区の生産額は今後10年で1兆元に上る」と抱負を語った(28日=中央社)
 
 事業権を取得したのは、鴻海精密工業が80%、グループ傘下の広宇科技(パン・インターナショナル)が20%を出資する新会社「三創数位公司」で、2013年3月の開業を目指す。投資額は37億台湾元(約102億円)。

 台北資訊園区の建物は地上部分が12階建てで、延べ床面積は7,893坪。1~3階部分は電子製品売り場、5~7階は展示場、8~11階は開発者の育成施設となる。

 鴻海科技集団は、台北資訊園区のほか、中国各地で賽博数碼広場(サイバーマート)を展開。さらに、独小売り大手メトロと合弁で電子製品量販店「メディアマート」の1号店を年内に開店するなど、小売業への進出を加速している。