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HTC、ソニーのIPSパネルを併用


ニュース 電子 作成日:2010年6月29日_記事番号:T00023667

HTC、ソニーのIPSパネルを併用

 
 スマートフォン大手の宏達国際電子(HTC)はこのほど、韓国サムスン電子から調達しているアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)方式の液晶パネルが不足していることから、ソニーからIPS方式の液晶パネルを別途調達し、製品に併用することを決めたもようだ。29日付工商時報が外電を引用して伝えた。

 外電はHTCがいつからどの機種にIPSパネルを採用するかには触れていないが、AMOLEDパネルとIPSパネルでは色飽和の度合いが異なるため、消費者のマイナス反応が懸念される。

 HTCのスマートフォン出荷は、第2四半期に入りAMOLEDパネルの不足で大きな影響を受けており、米ベライゾン・ワイヤレス向けの機種「インクレディブル」の直近の納期が7月末まで先送りされたほか、HTCの「レジェンド」を台湾で独占販売する台湾大哥大(タイワン・モバイル)も納品不足に不満を募らせている。