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中国産蒸留酒の条件付き輸入、酒造業者が反対


ニュース 食品 作成日:2007年8月29日_記事番号:T00002367

中国産蒸留酒の条件付き輸入、酒造業者が反対


 経済部国際貿易局は、酒類輸入業者からの要望を受け、中国産蒸留酒の条件付輸入に向けた検討を進めている。29日付経済日報が伝えた。

 同局は世界貿易機関(WTO)のウルグアイラウンド合意に盛り込まれた農産物のセンシティブ品目設定方式にならい、年間消費量の4~8%相当量の輸入を求める構想をまとめ、金門酒廠など国内の蒸留酒メーカーに打診したが、強い反対の声が上がっているという。

 酒類輸入業界では、台湾中酒など複数の業者が中国の蒸留酒ブランド「五糧液」などの販売代理権を取得済みで、政府に早期開放を迫っている。

 しかし、金門酒廠は「地元経済を支えている財源であり、少量の輸入であっても受け入れられない」と強硬な姿勢を崩していない。