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ACME、単結晶サファイア事業を分割


ニュース 電子 作成日:2010年6月29日_記事番号:T00023673

ACME、単結晶サファイア事業を分割

 
 受動部品用フェライトコア大手の越峰電子材料(ACMEエレクトロニクス)は28日、発光ダイオード(LED)用単結晶サファイア・インゴット生産事業を分割し、新たに設立する全額出資の台聚光電に引き継ぐと発表した。分割基準日は10月1日で、台聚光電の資本金は6億台湾元(約16億5,000万円)の計画だ。29日付工商時報などが報じた。

 ACMEが約5年前から手掛けてきた単結晶サファイア事業は、LED産業の発展に伴い、同社1~5月売上高の20%を占めるほどに成長した。事業の分割は、技術、設備、市場などがフェライトコア事業と異なるためと説明。台聚光電は3年間利益が出た後に上場させることも視野に入れている。

 ACMEの単結晶サファイアインゴット月産能力は現在18万ミリメートルだが、設備投資に13億元を投じて2年以内に60万ミリまで拡充したい考えだ。