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ウィンブルドン・テニス、台湾の盧彦勲が大金星で8強


ニュース 社会 作成日:2010年6月30日_記事番号:T00023679

ウィンブルドン・テニス、台湾の盧彦勲が大金星で8強

 
 テニスのウィンブルドン選手権第7日の28日、男子シングルス4回戦に出場した世界ランキング82位の盧彦勲(台湾)が昨年準優勝のアンディ・ロディック(米国)を4-6、7-6、7-6、6-7、9-7で破る大金星を挙げ8強入りを果たし、一躍注目を浴びている。同大会のベスト8進出は、台湾では男女通じて初、アジアの男子選手としても松岡修造(1995年)以来の快挙だ。
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盧彦勲は試合後、喜びに涙をにじませて「信じられない、夢のようだ。うれしく誇りに思う」と語った(中央社)

 盧彦勲は今回の活躍で、世界ランキングを45位に上げ、デニス・イストミン(ウズベキスタン)を上回り、アジア最高位となるおまけも付いた。

 30日付蘋果日報などによると、盧彦勲は4時間36分の熱闘を制した瞬間、右手の人差し指を空高く突き上げた。このポーズについて盧彦勲は、「10年前に亡くなった父に『ついにやった』と報告した」と語り、「父さんをがっかりさせることはなかったでしょう」と胸を張った。

 盧彦勲は台湾時間30日夜に行われる準々決勝で、世界ランキング3位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。勝てばアジア選手として初めて、男子シングルスで4強入りを果たす。