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陽明・長栄海運の米国航路、8月に第2次運賃引き上げ


ニュース 運輸 作成日:2010年6月30日_記事番号:T00023681

陽明・長栄海運の米国航路、8月に第2次運賃引き上げ

 
 海運大手、陽明海運(ヤンミンライン)と長栄海運(エバーグリーン・マリン)は、米国航路の旺盛な需要を受け、8月1日から付加運賃の徴収を開始すると顧客に通知した。付加運賃は陽明海運の米国西岸航路で40フィートコンテナ1個当たり200米ドル、東岸・内陸航路で同400米ドル、長栄海運の西岸航路で同250米ドル、東岸航路で同400米ドル。30日付工商時報が報じた。

 陽明海運、長栄海運を含む船会社は、6月15日から40フィートコンテナ1個当たり400米ドルの需要期付加運賃を徴収しているが、それでも船舶スペースやコンテナ不足の深刻化は続いており、中国海運集団、米APLなど各社がさまざまな名目でさらなる運賃引き上げに踏み切っている。

 なお陽明海運の盧峰海董事長は、同社は昨年末に今年のコンテナ不足を予測し、5~6月に20フィートコンテナ換算で3万6,000個、7~8月に4万6,000個の新コンテナを調達するため、十分需要を満たせるとしている。