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5月の不動産取引件数、伸び率が年初来最高


ニュース 建設 作成日:2010年6月30日_記事番号:T00023683

5月の不動産取引件数、伸び率が年初来最高

 
 内政部統計処は29日、台湾全土における5月の不動産売買による建物所有権移転登記件数が前月比5.76%増の3万6,100件に達したと発表した。伸び率は年初来最高となり、不動産市場の活況を裏付けた。30日付経済日報が伝えた。

 不動産業界恒例の販促期間「329檔期」で中古物件の売買が好調を示し、実際の売買成立が5月に集中したため、移転登記件数が増えた。移転登記件数の伸び率上位は新竹市、高雄市、台北市の順だった。

 新竹地区では竹北市や新竹科学園区周辺で活発な売買がみられ、5月の売買件数は同10%以上増えた。

 台北市では移転登記件数が同8.6%増えた。都市交通システム(MRT)万大線の着工が固まり万華区で売買が増えたことが主因。このほか、都市再開発を奨励する容積率優遇措置で、信義区、南港区の老朽アパートの売買が大幅に増えた。