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福懋興業、台湾生産拠点に10億元投資


ニュース その他製造 作成日:2010年6月30日_記事番号:T00023684

福懋興業、台湾生産拠点に10億元投資

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の繊維メーカー、福懋興業(フォルモサ・タフタ)の謝式銘総経理は29日の株主総会で、10億台湾元(約27億円)で台湾の生産拠点に524台の紡績機を増設すると表明した。今年10月からの長繊維(フィラメント)生地の増産を見込む。またベトナムでも、月産能力1,000トンのタイヤコード工場を新設、2011年7月から生産に入る。30日付経済日報が報じた。

 同社の王文淵董事長は、同社の09年純利益は前年比97%減の9,132万元で、出資先企業の株式配当の減少が減益の主因と説明。一方今年は、出資先企業の業績好転に加え、今回の設備投資により回復が望めると語った。

 同社の業績を左右する出資先企業には、同じ台プラグループ傘下の台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)南亜科技などがあるとされる。