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AUOの合肥LCM工場、来年5月に稼働


ニュース 電子 作成日:2010年6月30日_記事番号:T00023693

AUOの合肥LCM工場、来年5月に稼働

 
 友達光電(AUO)は29日、中国・安徽省合肥市で、液晶テレビ用パネルの後工程モジュール(LCM)生産からテレビ組み立てまでを行う一貫工場のくわ入れ式を行った。投資額は10億5,000万人民元(約137億円)で、32インチ以上の製品を中心に2011年5月から月産40万台での生産を見込む。30日付経済日報が伝えた。

 AUOは合肥市の国家級合肥経済技術開発区に約61ヘクタールの用地を所有しており、今回着工した第1期はこのうち約34ヘクタールを使用する。合肥工場の完成後の年間生産額は約200億人民元で、同社の華東地域最大の生産拠点となる。 

 現在、中国の液晶テレビパネル市場で、AUOは奇美電子(チーメイ・イノルックス)にシェアで大きく後れを取っている。既にLCM合弁工場などで提携している四川長虹電器をはじめ、海爾集団(ハイアール)、TCL集団など中国家電大手への供給をさらに強化する。