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フラッシュメモリーの研究開発連合、TIMCが主導【表】


ニュース 電子 作成日:2010年6月30日_記事番号:T00023700

フラッシュメモリーの研究開発連合、TIMCが主導【表】

 
 経済部は29日、DRAMメーカー再編を目的に設立した台湾創新記憶体(TIMC)が主導する形で、DRAM大手の茂徳科技(プロモス・テクノロジーズ)、フォトマスクメーカーの翔準先進光罩(PSMC)、IC設計の晶豪科技(ESMT)が研究開発(R&D)連合を組み、NAND型フラッシュメモリーの技術開発を進めると発表した。30日付中国時報などが伝えた。
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 TIMCは当初、政府主導でDRAM業界の再編を図る狙いで設立されたが、景気回復に伴い、DRAMメーカーの業績が回復し、行政院国家発展基金(国発基金)による出資が見送られる見通しとなるなど、一時は存在意義が問われる状況となっていた。

 プロモスによると、新たに開発するNAND型フラッシュメモリーは従来型製品とは構造が異なり、ESMTによる設計を経て、既に試験生産の段階に入っているという。同製品は低密度製品が主体で、移動通信市場での需要を見込む。