ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

長栄海運、欧州航路の運賃引上げ


ニュース 運輸 作成日:2010年7月1日_記事番号:T00023713

長栄海運、欧州航路の運賃引上げ

 
 海運大手、長栄海運(エバーグリーン・マリン)は、きょう(1日)から欧州・地中海航路(西行き)運賃を1TEU(20フィート標準コンテナ換算)当たり250米ドル引き上げる。さらに今月18日から、1TEU当たり300米ドルの特別付加運賃(ピークシーズン・サーチャージ)を導入する。陽明海運(ヤンミンライン)も今月からの付加運賃導入を検討中だ。欧州航路は信用危機などを受け3~4月以降、運賃値上げが難しくなっていたため、特別付加運賃の導入は2社の利益拡大に貢献する見通しだ。1日付経済日報が伝えた。

 欧州航路はユーロ安で欧州からの輸出が成長するなど、6月は需要が旺盛となった一方、船会社が船舶を米国航路にシフトしていることもあり輸送スペースの不足が起きていた。

 長栄海運と陽明海運の2社は、米国航路でも6月15日からの40フィートコンテナ1個当たり400米ドルの特別付加運賃導入に続き、8月1日からの第2次の付加運賃徴収(同200~400米ドル)を決定したばかり。