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台塑の汎用樹脂、台湾市場向け2〜6%値下げ


ニュース 石油・化学 作成日:2010年7月1日_記事番号:T00023720

台塑の汎用樹脂、台湾市場向け2〜6%値下げ

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下の台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)は30日、原料価格下落を受け、汎用樹脂製品の7月台湾市場向け価格を1キログラム当たり1.4~2.1台湾元(約3.8~5.8円、2~6%)引き下げた。台プラグループの各社も足並みをそろえて値下げする見通しだ。1日付蘋果日報が伝えた。

 台塑によると、1キロ当たり下げ幅は、▽ポリ塩化ビニル(PVC)、2元▽高密度ポリエチレン(HDPE)、1.4元▽低密度ポリエチレン(LDPE)、1.5元▽直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、1.6元▽エチレン酢酸ビニル共重合樹脂(エチレン・ビニル・アセテート、EVA)、2.1元▽ポリプロピレン(PP)、1.5元――。

 ただ台塑は、川下の在庫水準が低く、第3四半期にハイシーズンに入るため、下半期の業界景気見通しはそれほど悪くないとみている。