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高雄港コンテナターミナル、石化専区用地を埋め立てへ


ニュース 石油・化学 作成日:2010年7月1日_記事番号:T00023721

高雄港コンテナターミナル、石化専区用地を埋め立てへ

 
 高雄港の洲際貨櫃中心(大陸間コンテナターミナル)第2期工事に含まれる石油化学専区建設計画(総面積255.7ヘクタール)で、交通部高雄港務局と台湾中油が来年から埋め立て工事に入ることで合意した。主に中国への輸出を担う埠頭(ふとう)10カ所および貯蔵施設などを、2015年の完成を目指し建設する。1日付経済日報が伝えた。

 埋め立て費用200億台湾元(約550億円)のうち、台湾中油が147億元を出資、残りは高雄港務局が負担する。高雄港の石化用埠頭や貯蔵設備などを同専区に移転させる予定で、台湾中油のほか、台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)など石化関連7社が18年末ごろに入居すると見込まれる。

 高雄港務局によると、埠頭は4万2,000トン級以上の規模を計画している。台湾中油は埠頭10カ所のうち6カ所、41.3ヘクタールの用地を使用する。その他の7社向けの用地は53.5ヘクタール。