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AUOと奇美電、ソニーにLEDパネル供給へ


ニュース 電子 作成日:2010年7月2日_記事番号:T00023758

AUOと奇美電、ソニーにLEDパネル供給へ

 
 2日付経済日報によると、友達光電(AUO)と奇美電子(チーメイ・イノルックス)は下半期、発光ダイオード(LED)をバックライトに採用した液晶テレビ用パネルを、ソニー向けに大量供給を開始する見通しだ。

 シンクタンクの拓ボク産業研究所(ボクはつちへんに僕のつくり、TRI)の張乗維経理は、AUOと奇美電が欧米の第4四半期のハイシーズン需要を見込み、5月からLEDテレビパネルの量産に入っている上、ソニーは上半期、出資するシャープの第10世代工場がLEDテレビパネル需要を十分に満たせなかったため、下半期は台湾メーカーから調達するとの予測を示した。

 あるアナリストも、ソニーは下半期より台湾や韓国のパネルメーカーから大量に調達すると予測。ソニーは液晶テレビブランド世界3位で、今年は新機種15種を発売し、うち3分の2がLEDテレビの予定で、年間出荷台数2,500万台を目指している。

 AUOと奇美電は下半期、それぞれ11種、8種の製品を投入し、世界のLEDテレビパネルシェアの2~3割を握ると予想されている。