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インベンテック傘下の「工人舎」、「オンキヨー」ブランドへ移行


ニュース 電子 作成日:2010年7月2日_記事番号:T00023759

インベンテック傘下の「工人舎」、「オンキヨー」ブランドへ移行

 
 ノートパソコン受託製造の英業達(インベンテック)はこのほど、傘下の日本のPCブランド「工人舎」(出資比率54.58%)の製品について、今後はすべて「オンキヨー」ブランドで販売することを董事会で決議した。開発は先月29日に工人舎から社名変更したインベンテック開発株式会社(英語名・Inventec Development Japan)が、生産はインベンテックが担当する。オンキヨーは工人舎に3割を出資し、インベンテックとも中国・天津市でスピーカー工場を合弁で設立するなど提携関係にある。2日付蘋果日報が伝えた。

 工人舎は低価格ノートPC(ネットブック)ブーム以前から小型ノート製品を開発し一部で人気となっていたが、華碩電脳(ASUS)と宏碁(エイサー)の市場参入で打撃を受けた上、金融危機も加わって2009年は赤字を計上した。インベンテックは「ブランド事業からの撤退で大幅に経費を削減でき、第4四半期にも損益均衡を達成する可能性がある」と説明している。