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台湾製スマートフォン、今年の出荷65%増=MIC


ニュース 電子 作成日:2010年7月2日_記事番号:T00023761

台湾製スマートフォン、今年の出荷65%増=MIC

  
 資訊工業策進会市場情報中心(MIC)の最新調査によると、台湾系携帯電話端末メーカーによる今年のスマートフォン出荷台数は前年比65%増の7,600万台に達し、世界市場全体の出荷台数2億1,900万台の34%を占める見通しだ。MICは、米アップルの人気スマートフォン「iPhone」を鴻海科技集団(フォックスコン)傘下の富士康国際(FIH)が受託生産していることや、宏達国際電子(HTC)の自社ブランド製品が好調であることを高成長の要因に挙げている。2日付工商時報が伝えた。

 台湾メーカーの四半期別の出荷台数は、第2四半期が1,700万台、第3四半期は前年同期比83%増の2,300万台、第4四半期は同65%増の2,500万台と予測している。

 一方、従来型の携帯電話はスマートフォンに押され、台湾メーカーの今年の出荷台数は前年比40%減の2,280万台に落ち込むと予測している。MICは、モトローラが従来型携帯電話の発注を中国メーカーにシフトしていることや、ソニー・エリクソンが主力製品をスマートフォンに移行させていることなどが原因と分析している。