ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

中華電信のクラウド事業、5年で400億元投資も


ニュース 電子 作成日:2010年7月2日_記事番号:T00023762

中華電信のクラウド事業、5年で400億元投資も

 
 中華電信の呂学錦董事長は1日、台湾最大規模のクラウドコンピューティングサービス向けインターネットデータセンター(IDC)など関連4センターの建設を含む、クラウド事業の投資5カ年計画を本格的に始動させると表明した。市場観測では、5年間の投資額は300億~400億台湾元(約820億~1,100億円)規模に達する可能性もあるとみられている。2日付経済日報が伝えた。

 クラウド事業では、2012年運営開始予定の同社IDCを、台湾クラウド産業の重要なテスト拠点と位置付け、アジア最大のデータセンターとして政府機関や企業向けサービスを積極的に展開する方針だ。

 呂董事長はクラウド事業について、05年に開始したインターネットサービスプロバイダー(ISP)、HiNET(ハイネット)の光ファイバーインターネットサービス「光世代」事業と同様、今後10年の成長を担うものだと期待を示した。光世代は当初5年間の投資額が600億元。ユーザーは現在180万件で、年間売上高が150億元規模に達している。光通信のユーザーは年内に同社インターネットユーザー全体の半数を超える見通しだ。