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台プラとマイクロン、イノテラにDRAM生産集約【表】


ニュース 電子 作成日:2010年7月5日_記事番号:T00023788

台プラとマイクロン、イノテラにDRAM生産集約【表】

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)と米マイクロン・テクノロジーはこのほど、合弁会社の華亜科技(イノテラ・メモリーズ)にDRAM生産を集約していく方針を固めた。4日付経済日報が伝えた。
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 台プラは今後、傘下の南亜科技によるDRAM工場新設を取りやめ、DRAM生産をイノテラに集中する。マイクロンもイノテラをグループ内の重要生産拠点と位置付ける。マイクロンは現在、シンガポールでフラッシュメモリーの工場拡張を進めているが、将来的にフラッシュメモリーの生産をイノテラに委託するかどうかは固まっていない。

 イノテラの高啓全総経理は「イノテラが課せられた任務は、高品質で競争力を持つ価格の製品を提供し、台プラとマイクロンが要求する最先端のメモリーの受託生産に速やかに対応することだ」と説明した。

 このほか、台プラはマイクロンとの提携後、南亜科技の8インチウエハー工場をイノテラとマイクロンの合弁会社、亜美科技に譲渡していた。