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産業用コンピュータ各社、Q2売上高は過去最高も


ニュース 電子 作成日:2010年7月5日_記事番号:T00023792

産業用コンピュータ各社、Q2売上高は過去最高も

   
 産業用コンピュータ(IPC)各社は企業の設備投資増などを受け、年初以来好調が続いている。研華科技(アドバンテック)や凌華科技(ADLINK)、飛捷科技(フライテック・テクノロジー)の各社で、第2四半期売上高の過去最高更新が確定的となっている。第3四半期見通しについて、コンシューマ向け電子製品には不確定要素が存在すると伝えられる一方、IPC各社はいずれも「今期も悪くない」と見込んでいる。3日付工商時報が伝えた。

 アドバンテックは売上高が3月から3カ月連続で単月過去最高を更新。7月の受注状況も、6月と同水準としている。

 ADLINKは、景気回復で企業の支出が増える傾向にあると指摘。また、金融危機以降、米企業がアジアのパートナーとの提携を積極化する中、台湾企業は積み重ねてきたノウハウで欧米企業のニーズに応えられると説明した。ただ、7~8月は欧州で夏休みシーズンに入るため、第3四半期売上高は前期を下回るとみている。

 フライテックも、既に生産ラインが満杯となっているため、第3四半期業績が前期以上に伸びる可能性は少ないとしている。