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中国への輸出依存率、3割に接近


ニュース その他分野 作成日:2007年8月30日_記事番号:T00002380

中国への輸出依存率、3割に接近


 経済部国際貿易局(国貿局)が29日公布した統計によると、今年上半期の台湾の中国に対する輸出依存率は過去最高の29.3%に達し、貿易総額464億9,000万米ドル、貿易黒字は202億1,000万米ドルに上った。通年で黒字は400億米ドルに達すると見られる。

 ノート型パソコンの需要が伸びたことにより、消費性電子製品とパネル産業の景気が回復し、6月の対中輸出額は過去2番目に高い60億1,000米ドルとなり、前年同月比18.9%の増加、中国からの輸入額は23億3,000米ドルで前年同期比12.5%の増加、貿易黒字は36億8,000米ドル、前年比伸び率は23.5%と、ともに2けたの高成長を記録した。

 中国税関の今年上半期統計によると、台湾は依然、日本、韓国に次いで中国の輸入相手国・地域の第3位につけている。ただ、市場シェアで見ると昨年同期より0.9ポイントマイナスの10.2%に下落しており、台湾製品が競争の圧力に押されていることもうかがえる。30日付経済日報が報じた。