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中国人観光客の自由旅行、資格制度を導入へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年7月6日_記事番号:T00023801

中国人観光客の自由旅行、資格制度を導入へ

 
 交通部観光局の呉朝彦副局長は5日、中国人の自由旅行解禁について、居住地制限に訪台目的の制限を加えた資格制度の導入を検討しており、まずビジネス客とその家族に対して適用する方向で議論を進めていると発言した。6日付工商時報が伝えた。

 観光局は現在、行政院大陸委員会(陸委会)や内政部出入国・移民署および警政署と協議中だが、開放に向けた具体的なスケジュールはまだ決まっていない。新制度の導入には関連法規の改正などが必要となるため、短期間での実現は難しいとみられる。

 呉副局長は、大都市の市民を対象として解放を進めた場合、上海市だけでも2,000万人の人口を抱えるため台湾の社会や治安に与える影響が大き過ぎるため、資格制度の導入は必要だと説明した。